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行くも地獄戻るも地獄

自分の通ってきた道は通るのも必死。
当然戻るのもね。雪の上は鋭角になっているので通過するにもバランス感覚が必要です。
一本綱渡りといったところかな。
下を見ると、ちびりそうになるので、目の前の雪だけに集中。
行きも帰りも地獄だね。
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北穂方面を振り返る。
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まだまだ難所は続きます。
登りは何とかなるけど、下りは難しいので、懸垂下降。
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ところが、下に落としたロープが風に流され、岩場に引っかかって、絡まってしまった。
何とか降りて絡まったロープと悪戦苦闘。
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すると、シュルルッと嫌な音。
「やばい!!ロープが流れた!!!!」
一瞬無重力を感じてガクッと止まった。
安全装置代わりのプルージックがしっかりと効いてくれました。
プルージック君ありがとう!!!!
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そんな悪戦苦闘している斜面です。
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2400メートルの台地まで来ると一安心。
登山者もちらほら。
すると、カモシカスポーツの中島さんにばったり出会ってしまった。
双方びっくり。情報交換などしてきました。
ついでに別の人にも写真撮ってもらいました。
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by ygenki | 2012-12-30 21:17 | 登山、アウトドア

奥穂高岳は手ごわかった。

しばしば感じることは、自分の限界を超えようとするときは、ちょこっとだけ前進するだけなのに、どうしてこうも莫大なエネルギーを消費するのだろうかということ。

厳冬期の奥穂高岳は自分自身の中でも、未知の分野。
標高3000メートル、マイナス25度、風速20メートルと言えば、3つの情報だけになってしまうけど、その実態はと言えば、人間の力ではどうすることもできない想像を絶するといったところか…。

もちろん天気はめまぐるしく変わるし、雪面もパウダーだったり、カチカチにクラストして氷のようになっていたり、はたまた硬いのは表面だけで、その上に乗るとズボッとはまり込んだり…。

冬のオトナな世界に比べたら、夏山はお子ちゃまの世界といったところか。
だから目と鼻の先に見えてるからと言って、簡単に登れるかと言えば大違い。第一関門である蒲田富士は下から見ると、すぐ登れそうに見えるのだけどね。
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必至こいて登って、ようやく南陵との出合いにたどり着いた。
ラッセルと言って、雪をかき分けるので、ちっとも前に進んでいかない。
距離にしておよそ1700メートル。標高差1150メートルを登りきるのに、7時間。
きっとおばあちゃんがホフク前進しているほうが、まだ早いはずだ。
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そこから、200メートルに満たない距離の、およそ標高差50メートルを登りきるのに1時間30分
もちろん手抜きをしているわけでもないし、全開アタックなのだけど、赤ちゃんのハイハイだって、1時間30分もかければもっと進むだろう。
蒲田富士の山頂付近から来た道を振り返る。
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やがて、F沢のコルの100メートルほど手前にたどり着くころには、夕方4時。
つまるとこ、直線距離にして、2キロちょい。標高差1200メートルほどを移動するだけなのに、9時間もかかったわけだ。
全開で登ったので、当然その代償も大きくて、疲労のあまり食べ物が喉を通らず、ホットレモンが晩御飯の代わりになった。あとは白湯だけ。
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ただ、夕暮れ時は素晴らしかった。
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雪山は基本3色。空の青と、雪の白。あと岩の黒しかないのだけど、この時間の色の変化はダイナミックだ。
そしてピンク色に染まる涸沢岳。
疲弊しすぎてフラフラなうえに、夜にせかされるように雪洞を掘っていたのだけど、こればかりは素晴らしい。
「どうして世界はこうも美しいんだろう。」
思わずつぶやいてしまう。
雪洞の中の様子も写したかったけど、疲れすぎてそんな余裕もなかった。
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夜、寒くて2~3回ほど目が覚めた。
用を足しに外に出ると、真ん丸な月。空は澄み渡り。彼方の街の明かりがキラキラ。
月明かりに照らされた山の斜面はキラキラ光り、ライト無しでも新聞が読めるほど明るい。
思わず散策したくなるけど、雪洞の前の畳1枚分ぐらいのスペースから出るわけにはいかない。
不用意に出てしまうと、目の前のカチカチの斜面で滑り、数百メートル下の岩場で無残な肉の塊になってしまうので。

朝、目が覚めて玄関のドアを開けたら、こんな風景が広がっていた。
雪洞の前の風景は圧巻。
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F沢のコルから涸沢岳の登りに取りつく。
しかし、気温が上がりあったかくなってしまい、氷が緩んで目の前のハイマツの上に積もった雪壁というか、氷壁からピキピキミチミチと不気味な音がする。
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足元には滑らかな死の滑り台。強引に行くにはだいぶ無理があるし、暖かさで、雪崩が起きても不思議はない。泣く泣く撤退。
谷底を覗き込むとぞっとする。
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by ygenki | 2012-12-30 20:53 | 登山、アウトドア

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気温がプラスになりそう。目の前の斜面からミキミキピチピチ不気味な音がするのでこれは大人しくしろってことかな?

涸沢岳直下にて
たくろう
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by ygenki | 2012-12-28 09:30

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もう少しで蒲田富士だ
たくろう
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by ygenki | 2012-12-27 12:04

やっと終わった。

燕山荘の初日の出登山の予約もし、奥穂高岳登山に向けてのパッキングも済ませ。(徹底的に余計なものをそぎ落とす荷物の選別が結構時間かかる。)

登山計画書も作成し、
諸々を済ませて、何とか一息つけた。さあ、風呂入って寝るか!!
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by ygenki | 2012-12-26 03:18 | 登山、アウトドア

友人

良い友人とおいしいご飯を食べて、おいしいお酒を飲めたならこれ最高。

最近、思いの外アルコール系エンゲル係数が急上昇??
でも、素敵な友人と同じ時間を過ごせるならば、良いものだ。

冬山登山の準備も少しずつ進み、年末年始の天気が気になって仕方ない。
ここ最近の湿り雪のおかげで、ラッセルが楽になればよいのだが・・・。
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by ygenki | 2012-12-23 00:37 | 思う事

食べれば食べる程に飢える

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今日は栂池でゲレンデスキー。楽しいスキーのはずだけど、年末年始の山登りに向けてそこそこ体動かしているせいか、困った事にまったく疲れない。気がつけば、もう夕方。滑れば滑るほどますます飢える。

何でもかんでもやり過ぎはどうかと思うけど、止まらない止められない止める気もないの3無し男なので仕方ない。

そして、以外とアイスバーンも楽しいということが分かった。
ロッキーマウンテンアンダーグラウンドの板は馴れると思いの外乗りやすいけど、体重をきっちり移しておかないと、逆エッジがかかってちょっと怖い。

RMUはゲレンデでも良い板だね。

最後はまた空中の浮遊感が楽しくて飛び始めた。じきに風の影響を受けやすいスーパーファットな板にも慣れてくるかな!?
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by ygenki | 2012-12-19 17:07

危ない事は重々承知なので、

保険は必須。

松本は、岳都というだけあって、市内の中町を入ったところに

日本費用補償少額短期保険株式会社

という保険屋さんがあります。

これは、登山、ハイキング、釣り、ロッククライミング、バックカントリースキー、といった山に関するアウトドアアクティビティすべてをカバーしてくれる保険で、内容は遭難救助にかかった費用を、年間5000円の掛け捨てで、300万円まで負担してくれるという何ともすてきな保険なのです。

何しろ、山でなんかあったときは、それを探し出して、病院まで移送するのに莫大な費用がかかるわけで、町中で迷子になってお巡りさんがちょいと探す事とは訳が違うのです。

そんなわけで、継続手続きをしてきました。去年加入していたので、振り込み用紙を持ってコンビニに行けば済むことなのですが、こういう事は、出かけていってFace to faceでやりたい派なので、トレイルライドの帰りに行ってきました。
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そういえば、去年もトレイルライドの帰りに申し込みしていたなあ。

アウトドアアクティビティで、何かあったときに莫大な費用をかけて、探されそうな人にはおすすめですよ。
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by ygenki | 2012-12-15 00:08 | 登山、アウトドア

趣味が増えたと言われるけど・・・。

結局のところは移動手段が増えただけのこと。

山と言えば雪。雪山こそ最高に美しくっておっかない。そんな贅沢をとことん食べまくりたいと思ってみても、いつもその雪に阻まれる。腰まで埋まる深雪の猛烈ラッセルは醍醐味とはいえ、赤ちゃんのハイハイのスピードで、息が上がるようではちっとも前に進まない。

そんな時の助っ人のスキー。自由自在に雪の中を動き回れる。

新穂高から入り、笠ヶ岳の下の方で、すてきな斜面を発見。雪と格闘しながら登ってみた。
遠くには穂高連峰。奥穂からジャンダルムのあたりかな??
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あそこを目指すかと思うと、ワクワクするようなゾクゾクするようなたまらないものがある。
竹内洋岳さんが、フリーダイビングみたいといっていたのがばっちり当てはまる。
息を止めて潜り、暗い海底にタッチして水面に戻る。この場合は、空に向かうから逆だけど・・・。

少々年末に思いを巡らせてワクワクしてから、目の前のワクワクに飛び込む。
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スキー場であれば、上級者限定コースの斜度だけど、フッカフカのパウダーのおかげで、あまりスピードが乗りすぎないから、思っているほど怖くはない。フワフワした不思議な浮遊感。

しかし、腰が引けてしまい、うまく滑れない。マウンテンバイクのトレイルライドのような、前乗りを目指したいが、難しい。途中転んで雪の中に埋まり、脱出に一苦労。

一日の運動量も多かったので、結構ビタビタになってしまった。

帰りの車でヒーターガンガンにかけたけど、寒かったー。
家ではビタビタの機材一式乾燥大会。
人間はほとんど使わないけど、こんな時にホットカーペットは便利だ。
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by ygenki | 2012-12-13 00:40 | 山スキー

登山は日常

毎回山に行こうとするたびに、散らかり放題散らかった部屋の中で、山道具を探して右往左往。さらにパッキングで右往左往。気がつけば午前2時で寝不足フラフラ登山はいつものパターン。


だからいらないものはとことん捨てる。捨てまくる。
人間立って半畳寝て一畳。だいぶ部屋がきれいになった。

年末年始は奥穂高岳、涸沢岳と、燕岳の3つの山に登ることになったので、日程が超キツキツ。
できれば奥穂高岳は2泊3日で済ませたいので前日の夜には新穂高から、穂高平の避難小屋には入りたい。そうすれば、朝3時ぐらいから登り始めれば、13時間は行動することができるし、13時間あれば、相当なラッセルでも穂高岳山荘まで着けるかな。森林限界を超えて、F沢のコルから先の200メートルの危険な区間を通り過ぎれば、後は晴れていれば、夜間の行動もできるし、16時間ぐらい行動時間をもてる。

そうすれば翌日はのんびり奥穂高岳に登ってから、標高2400メートル付近の台地で祝杯だ。

まあ条件がよければの話な訳で、そんなにうまくはいかないが・・・。

そんな登りに備えて、できるだけ準備は入念に。
片付けや、ゴミ捨てですら準備。

写真はアイススクリュー。
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今年の春にF沢のコルのさきで、凍り付いた氷壁のような斜面にビビリまくったので、氷が現れても、V字スレッドを切れるように準備した。

ついでに、黄色い突っつき棒の先のフックはもう少し研いでおきたいね。

ちなみにアイススクリューの先っぽは見るからに凶暴そうだ。
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by ygenki | 2012-12-10 02:10 | 登山、アウトドア


自転車をこよなく愛する日記です。 日常の光景をストレートに書いています。


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