カテゴリ:登山、アウトドア( 264 )

燕岳と青

今回の燕はとにかく青のきれいな燕だった。
しかし、登りはじめはお昼。
おっちゃんおばちゃんが冗談を!!と笑っていた。実のところ合戦小屋でお茶して良いところかと思っていたけど、登りはじめ、早々に訪れる最後の水場をすぎて、調子がよくなり始め、エンジン全開。

富士山の高度順化が効いているようで、ちっとも息が切れてこない。
さすが富士山。
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青に映える枯れ木の風景がとってもすてきだ。

結局2時間丁度で燕山荘にたどり着いた。
日帰り装備とはいえ、冬山フル装備で2時間ならぼちぼちだろう。
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槍ヶ岳方面はガスがからみついていてなかなか見ることができなかったけど、スキーをするにはまだまだ雪は少なそうだ。
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小屋でとってもおいしいコーヒーをごちそうになり、ガッツポーズをして下山。
下山も冬山用の重登山靴をはいてはいたけど、気がつけばトレランでひたすらスピードがあがり続けた。
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途中で見つけた秋の雰囲気。
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今回の燕はものすごく青のきれいな燕だった。
結局下りは1時間ちょい。
装備の割にはえらい早かった。
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by ygenki | 2013-11-08 01:45 | 登山、アウトドア

貸し切り絶景の代償。

いろいろ詰まりに詰まって、あーー!もう!!

人間のブレーカーが落ちる前に山に行って来た。
今回は富士山。

今年の冬山奥穂高岳登山を快適にするための高度順化に行ってきました。
まあかなり期間があくので、効果は不明だけど、高所に順応すればするほど高山病になりにくくなってきたので、恒例初冬合宿と言った感じか。

去年はひどい高山病になって、頭は割れそうだし。ゲーゲー吐くし、水すら喉通らないし、倦怠感とでフラフラになって下山した覚えがあるので、今回はかなり慎重。とは言ってもオーバーペースにならないようにしただけだけど・・・。

しかし、トンネルがなんと事故で通行止め!!
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いきなり足止めを食ってしまった。

しかし今回は気象が鬼門。
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何しろ雨。上は雪。下で雨にビタビタに濡れて、上で雪と氷点下の風で散々な目に遭うのが目に見えていたけど、まあ装備は十分だし、いちいち天気なんて気にしていたら、人生の貴重な時間を無駄にしてしまう。

当然ビタビタ。ゴアテックスなんて、撥水機能がなければ意味無いじゃんとブツブツ言いながら、10年来のマウンテンライトジャケットも寿命かな・・・。
ビタビタになりながら7合目をすぎる頃には日もとっぷり暮れて夜。
まあ須走ルートは経験あるし、夜間登山も問題なかったので気にせずにヘッドライトで上っていく。
晴れていれば夜景がきれいなはずだが、雨はいつの間にか小さな氷の粒になっていた。
高山病を警戒して、深い腹式呼吸で登り続け、夜8時前ぐらいに頂上にたどり着いた。
ジャケットが濡れて凍って、バキバキの板みたいになっていた。
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ザックも凍り、ストラップも凍り、外に出ているありとあらゆる物が凍り付き、荷物をザックから出すのも一苦労。おまけに寒い。

初冬の山で雨に降られた後雪にやられて遭難がとってもメジャーな遭難パターンだというのが身をもって実感できるね。

と言うわけで写真もなく、サッサとメシ食って、パパッと就寝。

通常、濡れた物は着干しと言って、着用したまま乾かすのが一般的で、乾いた衣類と交互に着る事で寝ながら乾かしてしまうのだが、今回はいささか濡れ物が多すぎた。

シュラフの中にも濡れ物を入れたので、許容量をオーバーしてしまい、何とも寒い夜になってしまった。

しかし、その代償を補って余る眺めが次の日に待っていた。
ものすごい絶景。
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しかも、荒れた天気のおかげで、人っ子一人おらず富士山を貸し切り。ワハハハ!!
まるで天空の城みたいな超絶景。
富士山貸し切りとは何とも贅沢。
今この瞬間何人の人がこの山を見ているのかと思うと思わずニヤニヤしてしまう。
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弱い頭痛がして、高山病の兆候があるけど、せっかくなので、お鉢巡りってのをやってみることにした。
去年は高山病と悪天で断念した山頂にも立っておかないとね。しかし、石碑はびっくりするほど意外なところにポツンとあった。夏はこの碑の前に長蛇の列ができるのかと思えば、良い季節に来たもんだ。
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富士山はスカイツリーのようなもので、とにかく眺めが良い。
地球が丸く見える。
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帰りには高山病がだんだん本格的になってきたので、ずいぶん休み休みだった。
できれば山頂でもう1泊して、完全に順応させきりたいところだったけど、残念。
食わず嫌いの富士山も上ってしまえばいい山だ。
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by ygenki | 2013-10-30 22:49 | 登山、アウトドア

何だか常念岳

台風の通過中の常念岳。
山は超えたので大したことなかったけど、上は吹雪。
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by ygenki | 2013-10-23 22:01 | 登山、アウトドア

北鎌尾根快晴バージョン④

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さて、北鎌尾根の山行も今日で最後。デザートに大キレットをいただきます。
どうにも物足りないもんね。

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大キレットの途中から南岳を振り返る。
大キレットから見上げる南岳はとっても堂々としている。

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北穂に取り付きました。北穂の途中から振り返る。
岩峰の中段右端に数名登山者が取り付いています。
こうしてみるとものすごい岩の塊だ。

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岩峰の全景。とってもでっかいね。

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おっ。雷鳥発見。

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北穂の山頂では日本人で初めて8000メートル峰14座を登頂した竹内洋岳さんにばったり出会った。
聞けば、仲間が滝谷のドームに挑戦中とのことだとか・・・。
しかし背の高い人だった。

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ちなみに、右端の滝谷ドームの頂上付近には彼の仲間がいる。

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ここは涸沢。
まさかこっからテント泊の荷物にもかかわらず走りまくって、2時間半で上高地までたどり着けるとはおもいもしなかった。
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by ygenki | 2013-09-24 23:15 | 登山、アウトドア

北鎌尾根快晴バージョン③

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さて、こちらは独標から見た槍ヶ岳。
この景色はとにかく美しい。感動のあまり、しばし佇んでしまう。

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ただ今崖直登中。
人間の能力に限界があり、下の方まで写せないのは何とも残念。
もう少し断崖絶壁な雰囲気を出したかったが、背負ったゴミが景色を塞いでいる。

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西鎌尾根と笠ヶ岳。
このあたりの山域もまた素敵なのだ。

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いよいよ槍ヶ岳に取り付くが、あまりにも覆いかぶさってくるため、つぶれた槍ヶ岳に見える。

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ここも思いっきり崖。
拡大してみると、雰囲気伝わるかな??
なかなかに面白い。


そして槍の頂上へ。
穂先には大勢の人がいたが、私があまりにも普通の格好で
(ヘルメットもハーネスもザイルもなく、ゴミを満載で何気なく)
登ってきたので、全員の目が点になっていた。

そして、何だか見てはいけないモノを見てしまったような複雑な表情をしていたので、吹き出しそうになってしまった。
私は幽霊にあらず!!

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というわけで一応記念写真。

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これから向かう穂高岳方面。きれいな景色だね。
思わずため息。

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この凄まじいまでの高度感がたまらんのです。

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大喰岳。

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中岳。

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南岳。

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この天空のつながりがたまらなく色っぽいのね。
この稜線を歩ける贅沢と幸せ。
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by ygenki | 2013-09-23 00:16 | 登山、アウトドア

北鎌尾根快晴バージョン②

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2日目の朝焼け。夜の闇の中に、一瞬青い光がでたと思うと、オレンジ、青、黒と、光のグラディエーション。
この瞬間はたまらない。はっとするような美しさに、思わず見とれる。

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今日も「ホテル崖の上」
やっぱり崖の上は眺めが良くて最高だけど、落ちたら大変だ。

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テントの入り口を開けると、朝日が差し込む。
最高にすばらしいロケーション。

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何たって、2階建ての家ほどもある大岩の上だからね。
景色が悪い訳がない。

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こちらは水晶岳方面。
すばらしい眺めだ。

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ザックはすでにゴミでパツンパツン。
そして、この後山のように盛り上がったゴミが、崖の途中であちらこちらに引っかかり
結構怖かった。

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こんな崖もすたすたと・・・
足下は数100メートルの崖。怖いねえ。

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ここでは張り出した岩があるので、ほとんど匍匐前進状態。

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北鎌独標は途中まで巻き、そこから一気に直登。
北鎌は、岩登りのグレード的には3点確保ができれば問題ないと言うが、屋内の人工壁とでは全く勝手が違う。何しろ、人工壁と違って、今自分が掴んでいる岩が崩れない保証はないからだ。

3点確保ができれば良いという物ではなく、実際のフィールドで使いこなす技術は全く別物だと思った。

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独標には素敵なキャンプ適地がある。
ここなら朝日夕焼けがばっちり見える。今度は独標に泊まりたいな。
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by ygenki | 2013-09-21 00:37 | 登山、アウトドア

北鎌尾根快晴バージョン①

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5年前は北鎌尾根に年間2回も、しかもお気軽に登れてしまうなんて夢にも思わなかった。
2回目は超快晴。
とってもきれいなトリカブトのシャンデリア

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水俣乗越にて、ヒュッテ大槍の人が台風後の偵察にきていたので一枚お願いしました。
そして、小屋の人と写しっこ。

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こっから先は別の世界。
道から外れるので緊張の瞬間。

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おっ!早くも先行者。この登山者は北鎌沢の入り口に幕営予定だそうです。
ぽっかり空いている穴は雪渓。石屑が乗っていて、まるで洞窟のようです。

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天井沢は飛び石のように快適に岩から岩へ飛び移っていきます。
ここで、キャンプしつつ、焚き火でも囲みたいなあと、妄想中。

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台風の影響か、北鎌沢は結構水がでていた。
おかげで、かなり上まで重い思いをして、水を担ぎ上げなくても良かった。

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北鎌のコルまでやってきたけど、朝焼け夕焼けはきれいに見たかったので、もうチョイ高度を稼ぐことにした。
これは天狗の腰掛けかな??
とってもかっこいい岩ですね。

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結局日没ギリギリまで登って独表の400メートルぐらい手前の岩場に今夜の宿を見つけた。
とってもきれいな夕焼けだ。
今回はダウンの上下と、マット、シュラフカバーで夜をしのいだが、さすがに寒くて何回か目が覚めた。
しかし、月の明かりがとても明るく、ヘッドライトはあまり出番がなかった。
町の灯りはいっさい見えず、彼方の水晶小屋と燕山荘の明かりがかすかに見えるぐらい。
ものすごい贅沢だ。
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by ygenki | 2013-09-20 02:00 | 登山、アウトドア

今年初の奥穂高岳②

ロバの耳からもスタスタ歩いてしまい、一応難所と言われるところを通ってきたらしいけど、
すでにどこが難所なのかちっとも分からない。
以前は馬の背で半泣きになっていたけど、今改めてみると、ただの石のつながり。
目を開いて、耳を澄まし、自分の重心を感じながら手を置いていくだけだった。
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初めて西穂から奥穂まで歩いたときは気持ちが高ぶってしまい、叫びたいほどの衝動に駆られたけど、もうすでにちょっと長いお散歩コース程度のもの。冬山に向けての体力アップと、慣熟程度のコースになってしまった。山の気のようなものを感じながら1時間ほど時の流れを感じ(世間一般では瞑想という??)たかったけど、時間が無くて、泣く泣く下山。

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しかし大きいね。
この前穂のつながりはいつ見てもとても美しい。

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午後のアンニュイな西日が、たとえようもなく気持ちいい。
今この場所、この瞬間に居る幸せ。

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山の気象は激しいので、この一瞬緩んだ瞬間が何とも言えない。

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この世の中、お金で大概のものを手にすることが出来るけど、今この時、この瞬間を手にすることが出来る人はあまりいない。
今この時この瞬間を手に出来る幸せ。
しかし、私は下山しなければいけない。

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この時間ともう少し戯れたいと思っていたら、
前穂4峰かな??の上で、ビバークしている人たちを発見。

久しぶりに妬けた。

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喜美子平から岳沢の小屋までは、かっ飛ばしたせいか、30分でついてしまった。
結構良いペースだね。

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さらに上高地までもおよそ30分。下に行けばいくほど俗っぽくなってきて、ちょっとものさみしい。
そして今日も奥穂は雲に隠れたまんま。
いつになった奥穂高岳は顔を見せるのかな??
縁がないというか、素っ気ないというか・・・。
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by ygenki | 2013-09-11 23:15 | 登山、アウトドア

今年初の奥穂高岳

何をやってもうまく登れない縁のない山というのはあるらしい。
一流の登山家にでもあるという。

そんな縁の無かった奥穂高岳。実に一年ぶりの登頂。

さて、そんな奥穂高岳も今回は上高地から、岳沢、ジャンダルム経由で行くことにした。
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今日はこの見える範囲だけでの行動になる。範囲は狭いけど、内容はなかなかに濃いね。
まずは岳沢目指してかっ飛ばす。最初のスピードも重要なので、水筒は空でいく。少しでも負担は減らしたい。
しかし、今日は何だかものすごく具合が悪い。めまいでフラフラ、立ちくらみでクラクラ。まるで病人だ。

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今回は、運動負荷の参考にと心拍計を付けての山行だ。
心拍数は相変わらず170を優に超える。しかし、自転車と違って筋肉系への負荷が強いので175で目一杯。あえいでいると、足下にキーホルダーが落ちていた。
ん??よく見たら、キーホルダーから足が出てきた。おまけにつぶらな瞳まで見える。
ネズミ??
こんなかわいい生き物に、心が和む。

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岳沢ごときでと思いながらも、あまりの苦しさに青息吐息。
必死になって・・・。というか、フラフラですでに踏ん張りようがないが何とか岳沢の小屋までたどり着いた。

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これから先が思いやられます。
何しろこれからお初ルートの天狗沢を登って、天狗のコルへ向かうのだから。
写真中央の一番凹んだ部分が天狗のコル。

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技術的にはさほどでもめまいは応えた。足場は崩れやすい岩場でザリザリ。
仕舞いには足場が崩れているのか自分がフラフラしているだかよくわからん。
ヒイヒイ言いながら天狗のコルにある避難小屋跡にたどり着いた。
これから一気にレベルが上がるので、しっかり水分補給とエネルギー補給。

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天狗のコルからジャンダルムまでは技術的には優しいが、登りメインになるのでどちらかというとパワー勝負。
ジャンダルムまで一気に登り上げる。
しかし、いくら優しい区間とは言え、振り返ると、なかなかのものがある。

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ジャンダルム頂上の天使??の棒が折れていた~~~!!!!!
何てこった。こういうのは俺が持ち帰って、近所の鉄工所に持ち込んで溶接してもらうって言うのもありなのか??

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ジャンダルムから奥穂方面を眺める。相変わらず霧ばかりで、ちっとも見えない。
どうやら目の前にあるのがロバの耳という難所のようだけど、実際通過してみると、
一体全体どれがロバの耳だかちっとも分からない。


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でもこの急転直下な崖の具合はものすごいね。
こんなところをよくもまあ下りてきたモンだ。
しかし、下に登山者が居ると、いつもにまして緊張する。まるで酔っぱらいのような平衡感覚で、石なんか落とした日には目も当てられない。いつも以上に注意して歩く。

そして、一気に引き離して、落石の危険範囲の外に出るに限る。

続きはまたあした。
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by ygenki | 2013-09-10 23:46 | 登山、アウトドア

数年越しの北鎌尾根④

最後の登りはさして難しくなく、確実にホールドして行くのみ。
目の前の空が大きく広がってきた。
もう頂上についちゃうのか、もったいないな・・・。
そう思った瞬間 ポン!!と出た。
槍ヶ岳の山頂。
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しかし、山頂ではおかしな音が聞こえている。
ジジジジジ・・・。とかすかな音。
何だか雰囲気がおかしい。
そして自分撮りしようとカメラを高く上げたとき、カメラや自分の手からも
ジジジジジ・・・。と音がする。
そしてシャッターを切った瞬間、バチッ!!!!
何が起きたか一瞬で理解した。今私は雷の射程範囲内にいるのだと・・・。
顔をしかめているのは、静電気で手が感電したから。
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ヤバイ!!どんだけやばいか一瞬で分かった。
ちょっとでも低い場所に行こうとしたら、自分自身からも
ジジジジジ!!と音がする。一番低い場所に伏せた。
逃げ場がない。鉄梯子何て使えるわけがない。当然鉄梯子からも音がする。
ジジジジジ・・・。どころか、バチバチバチ・・・。
崖に逃げるわけにもいかない。
雷の衝撃波で吹っ飛ばされたら、それこそ転落して確実に死んでしまう。
山頂の窪地であれば、気絶か、蘇生の可能性がある。
バチバチいう鉄梯子のすぐ横で、伏せてひたすら我慢。
弾丸の飛び交う戦場ってこんな感じなのかな?

やがて音が消えた。しかし、鉄梯子は全く無防備で降りなければいけないので、少し様子を見る。そして完全に静かになったことを見計らって、一気に降りる。
槍ヶ岳下山レースをやったら、この時の私のタイムは確実に優勝候補だろう。

槍ヶ岳山荘まで一気におりて一安心。
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時間的には余裕があるので大キレットでもデザートにと思っていたが、雷撃をあんなやせ尾根で受けるのもかなわないので、槍沢から一気に下りてしまう。
ちょっとずつ晴れてきた。
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今回は、行きも帰りも槍ヶ岳は全く見ることすらかなわなかった。
そして、一人で行くたびに雨ばっか降る雨男の私はついに雷男になってしまったようだ。
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水俣乗越分岐の大曲まで下りてきて、一周完了。
さあ後は一気に上高地までかっ飛ばすだけだ。
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上高地は相変わらず観光地。
平和な世界で人が大勢居て、町中に戻った気分だ。
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by ygenki | 2013-08-24 23:57 | 登山、アウトドア


自転車をこよなく愛する日記です。 日常の光景をストレートに書いています。


by 山田元気

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