カテゴリ:山スキー( 59 )

やんちゃな仲間と共にロングツアー【1】

滑り終わってからの会話。
「雪山は楽しすぎてみんなを誘いたいけど、とてもじゃないけど、誰かを連れて行こうとは思わないよね。」

そんな楽しすぎる雪山に入るには、体力と、技術と覚悟がいるようだ。
ただ、それを共に出来る仲間と出会えたということはとっても幸運だ。

そんな仲間と目指すは栂池上部小蓮華岳からのドロップだ。
誰もいない栂池スキー場も朝の4時から登りだす。
そしてスキー場から外れたあたりで夜が明けた。
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激しい登りの中に、一瞬の煌き。この一瞬がたまらない。
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栂池自然園にて。これから奥のたおやかな斜面を登っていく。
穂高連峰は、強烈な山脈で優しさのかけらもないけど、白馬の山は、とっても穏やかで優しい。
気温も5度は暖かく感じる。気持ちのいいところだ。
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私たちの前に道はない。私たちの後に道が出来る。
長い道のりも一歩から。
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暖かい。
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だんだん風が強くなってきた。稜線まであとちょっと。
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稜線にて。白馬のスキー場ははるかに足元。
ようこそ天空の楽園へ。
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日本海が目と鼻の先に見える。そして地球が丸く見える。
傲慢かもしれないが、この瞬間大地と海と空と一体になれたような気がする。
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やはり穂高連峰と比べると穏やかで優しげな表情だ。
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斜面と戦い、風と戦い、自分と戦ってその先の景色に感動があれば、何倍にも増幅される。
誰もが入れない冬山に入れた人だけの特権だ。
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by ygenki | 2015-01-18 22:00 | 山スキー

冬山

冬山の素敵な景色。
まるでショートケーキみたいだ。
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コルチナスキー場の上にて。

サイドカントリーには外人さんがてんこ盛り。

もはや山だかスキー場だか何だかわからない。
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by ygenki | 2015-01-13 23:58 | 山スキー

キワモノ達の一瞬の共演。

山スキーを始めて、今年で3シーズン目。まだまだ駆け出しのひよっこってやつだ。

しかし、経験値自体は少ないが、実に濃密な山行を出来ていると思う。
体力にはあまり自信があるほうではないが、自分の力の引っ張り出し方は多少なりとも知っているおかげだろうし、精神も体力も技術もこの人スゲーと思えるような人には中々出会えない。

しかし、この時期のバックカントリーにはとんでもない化け物が現れる。

この日は、朝一で営業時間前の八方尾根スキー場を山スキーで登って滑り、その後栂池スキー場を滑る事にした。

気持ちよく誰もいない八方尾根を滑り、栂池へ。

ゴンドラから上に登り始めると、前に何人かいるのが見えた。
登りのスピードにはそこそこ自信があったので、すぐに追いつくかと思っていたけどなかなか追いつかない。

確かに足には、特大の豆が2個出来ていて、やたら痛かったし、シーズン初めで動きもいまいちだということを差し引いても、早い。

かなり飛ばしてようやく追いついた。

でも、どうやら話を聞くと、私以外の4人(女性一人を含む)全員が、超強者揃いで、北鎌尾根日帰りが山ヤのたしなみだと思っているような人ばかりだった。

かくして5人のキワモノがトレインを組んでラッセルを回したもんだから、深雪もなんのその。ものすごいハイペースで、山頂に着いてしまった。
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そんな超ベテランの後ろ姿。

しかし今回驚いたのが、なんとそのうちの2人と顔見知りだったということ。

どうやら類は友を呼ぶようだが、まさかここまでど変態が集まるとは思わなかった。
できればもっぺんこの5人で超ロングツアーをまわしてみたいものだ。
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by ygenki | 2014-12-12 23:44 | 山スキー

山スキーはアメフト選手が有利??

白馬鑓温泉に行って来たものの、雪崩で温泉が埋まってしまったのか??何とも残念。

これから行く先を眺める。
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何だかカラコルムな雰囲気。
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温泉があるはずの場所には巨大なクレバス。
深さ数メートル。恐ろしやー!!
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崖のキワまで行っても、何にもない。
温泉なんてどこにもない。
谷を一本間違えたか??
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仕方ないので、さっさと下る。
そして、RMUのアポストールをガリガリ。
「石が怖くて、山スキーできるか!!」
しかし、板はそのまま入院。
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帰りはスキー板を担いだまま藪漕ぎ。
アメフトの選手なら楽勝だろうと思った。
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by ygenki | 2014-05-30 00:27 | 山スキー

チャレンジの果ての奥穂直登ルンゼ③

さて、おまけの写真。
RMUのアポストールはすっかりお気に入りの板だが、春先になると、いささか長くて、ファット過ぎるかな…。
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涸沢からの下山。
名残惜しみつつの下山。
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屏風岩の陰から覗く雪山。
もはや半袖ですっかり夏仕様。
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上高地で一枚。修学旅行生がたくさんいて
「どこ行って来たの?」
と聞かれたから、奥穂を指して 
「さっきまであそこを滑ってた」
と言ったら、女の子たちは大騒ぎになった。
修学旅行生達にあの山の滑り方を教えてあげたら、たいそう受けるだろうに…。
おまけに、世の中変な犯罪ばっか流行っているけど、
「あそこ滑ってた」
だけで大喜びなのだから、みんな余程暇なのだろう。
おっと、鼻の下が伸びきってしまった。

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最後にきれいな雲一枚。
立体的なヒダヒダがとてもかっこいい。
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by ygenki | 2014-05-14 23:56 | 山スキー

チャレンジの果ての奥穂直登ルンゼ②

さてさて、いよいよ滑走に向けて…。
実はこの直後滑落があった。
上の凹んでいるあたりから、右下の岩場の脇までの数百メートルをおじいちゃんが滑り落ちてしまったのだ。
早朝のカッチカチのツンツルテンに凍りついた斜面を時速80キロは出ているであろう猛スピードで落っこち、
岩場のギリギリ脇を滑り落ちて止まった。
幸い全てが滑らかな斜面の上での出来事だったからおじいちゃんは立ち上がり大丈夫だと言った。
危ないねー。
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死んでもおかしくない滑落を目の当たりにして、そこに居た登山者全員が凍りつき、みんながみんな慎重になった。
写真は直登ルンゼ。この上から滑り降りてくるのだ。
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穂高岳山荘は、緩い空気が流れていた。
しかし、スタッフの人たちは結構無愛想。まあ連休中はこの近辺で大事故が多発したから仕方ないといえば仕方ないか。かなりナーバスになっていた。
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まだ早朝で、雪面はカッチカチ。
スキーで滑るにはいまいち不向きなのでとりあえず涸沢岳まで足を延ばしてみた。
小屋からはもはやお散歩気分。
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これから登る奥穂高岳を眺めてみる。
ジャンダルムも良い感じ。
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こちらは北穂方面。あの広大な斜面をドッカーーーーンと滑ってみたいね。
来年のターゲットみーーっけ。
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お馴染み槍ヶ岳方面。
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一旦穂高岳山荘に下りてから雪が緩むまで少し待ち、スキー背負って、ダブルアックスで登り始める。
みんな滑落を目の当たりにしていたので、ほとんどの人たちはそのまま帰ってしまった。

登りは涸沢ヒュッテで体を慣らしていたので、あっという間に頂上についてしまった。
やっぱり日帰りはしんどいわあ。

そしていざ直登ルンゼと思ったけどカッチカチに凍っていて、ほとんどが横滑りになってしまった。
残念。
でも、出口にはシュプールを残せた。
ヌハハハ!!
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小屋に戻って一安心の図。
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by ygenki | 2014-05-11 14:00 | 山スキー

チャレンジの果ての奥穂直登ルンゼ①

押してダメなら引いてみな。さもなきゃとことん押し通す。
そんなチャレンジの果ての奥穂高岳直登ルンゼ滑走。

もはや意地か執念か??

しかし、マイスキー板を買って2年で奥穂から滑り降りるにはまだまだ滑走技術も経験も不十分。
後は強引にタイミングを合わせるしかなかった。

さて、今回はすてきな写真がたくさん写せた。
まずはアプローチ。
しかし、慣れれば慣れる程上高地から横尾までのジープロードがたまらない。
ド平坦で抑揚のないコースは我慢できず。
いつも走るか、超早歩きになってしまう。
この区間を楽しめる人は、山の超一流だろう。
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横尾の小屋でラーメンを頂く。
普段はコンビニおにぎりなので、超贅沢気分。
しかし、塩味がたまらないのよね。
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横尾からいよいよ登山道。ちょっと歩くと、もう素敵な風景だ。
だんだん気分が盛り上がってくるね。
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そして雪渓区間に突入。川がまるで泉のように見える。
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やがてあたり一面雪!雪!雪!
ここにきてようやくスキーの本領発揮。シールを着けてガンガン上る。
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あっという間に涸沢小屋についてしまった。
涸沢ヒュッテとテント場が見晴らせるすてきな小屋だ。
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今回はさらにスーパー贅沢な小屋泊まり。
なので夕暮れ時をのんびり楽しむ。
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良い風景だ。
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涸沢小屋からは常念岳が見える。
夕日を浴びて光り輝いている。
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部屋は狭かったけど、ぐっすり。
しかし、あまりにも早く寝すぎたために深夜起きてしまい、そのまま深夜の爆音イビキに囲まれ、イビキ評論家となる羽目に。ティッシュでもいいから、何か耳に詰めるものがほしかった。

翌朝はすっきり。さあプッシュするぜ!!
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まるでヒマラヤを彷彿とさせる岩と、どこまでも青く透き通った空。
人がぽツン。
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振り返る。果しなく広大だ。
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by ygenki | 2014-05-11 00:48 | 山スキー

2週連続の奥穂高岳パート2

山はエネルギーを受け取る場所だとある人が言っていたが、だとすれば僕は莫大な量のエネルギーを受け取っていることになる。冬のものすごく凝縮された濃いいエネルギー。そして春先の搾りたての新酒のようなさわやかなエネルギー。

それを2週連続でたらふく取り込んでしまったので、叫びたくなるほどのエネルギーが収まりきらずに、やや暴走気味。

スッポンエキスやニンニクエキス、カフェイン100倍にマカエキスなんかがまるで道端のチリに思えるほど。
全身の細胞から力が果てしなく湧き出てくるような不思議な快感。

しかもさらに登ってしまうもんだから、まるで高速増殖炉のように力が力を生み出してしまう。
自分が生み出し続けるエネルギーに押しつぶされないようにしないとね。

そんな奥穂で居眠りしていたら夕方近くになってしまいあわてて降りた話を友人にしたら、
まるでお化けでも見ているかのような奇異なまなざしで見られてしまった。

しかし、僕などまだまだ甘い。上には上がいる。
雪の上にに残された人の足跡を見ると、その人のレベルがおよそわかるけど、足跡だけ見ても僕なんか足元にも及ばない程の人の痕跡なんか見ると、僕なんてまだまだお子ちゃまだ。

新穂高に集う山屋は化け物が多い。

さて写真第2弾
頂上まで残り150メートル程度の場所で見つけた大きなクラック。
クラックの左側は雪庇の危険範囲と思われるので、不用意には寄らない。
しかし、雪で隠れてしまうのは恐ろしいね。
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さて、山頂に到達したので、ちょっと前穂側まで歩を進めてみる。
実はいい写真だ。
左上の祠から右下まで続く雪のラインが奥穂の直登ルンゼ。
覗き込んでみても、あんまり大したことは無さそうだ。
注意するのは最初の1ターン目だけのようだ。
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こちらは直登ルンゼの下部。
写真右端の岩場っぽいところが夏道のザイテングラード。
余裕で行けそうだ。
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この日は春霞全開で、槍ヶ岳はモヤモヤしている。
せっかくだから黒い空も眺めたかったな。
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ジャンダルムさんごきげんよう。
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穂高岳山荘まで降りて振り返る。
なかなかすごい雪壁でないかい。よくこんなところを登ったもんだ。
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意外と手こずる南沢大滝の迂回。
先週はあの滝を直登してしまったが、今思うと、あまり直登したいもんではないい。
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まあ今回も寄り道たくさんだったが、うろちょろしても13時間で戻ってこれたならぼちぼちかな。
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by ygenki | 2014-04-20 00:33 | 山スキー

乗鞍岳はお散歩です。

さすがに毎日14時間フルスロットルで働いていると、疲れもたまってくる。
朝は動けなかった。
仕方ない、乗鞍で我慢するか・・・。という訳でもはやリハビリ状態の乗鞍岳。
車から降りてハイスピードアタック。3時間で頂上にたどり着いた。
テラテラに氷ついた40度の急斜面も案外たいしたことなかった。
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あんまりにも楽ショー過ぎて物足りない。
でも頂上のお宮は、凍りついていた。
神様は閉じこもった(閉じ込められた??)ままだった。
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とりあえず下を見て一枚。スキー場は足元だ。
松本も見える。
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カチカチに凍りついた斜面では絶対にこけられない。
滑り出しの急傾斜では確実にターンを決めるのみ。
凍りついた斜面は凸凹でものすごい振動と衝撃。
スキー板が割れるかと思うほど痛かった。
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そんな乗鞍岳でした。

楽ショー過ぎて物足りなかった。

おっと、でも、厳冬期扱いなので、この日記を読んで、ハイキング気分で行かないでくださいね。
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by ygenki | 2014-04-05 23:45 | 山スキー

雪女にモッテモテの乗鞍岳。

季節は春。暖かい陽気で、近所の庭先ではフキノトウが大きくなっていた。

そして退屈な季節になってきた。

退屈だぜぇ。

何がって山。

退屈で物足りない何ともつまらない季節になってきた。

だから乗鞍に行ったとはいっても、もはや登山というより、お散歩ハイキング気分。

そのせいか、僕が退屈をしないように雪女さんもあらん限りのおもてなしをしてくれた。

時々耐風姿勢とスキーではこかされる程の風だから、風速30メートルぐらいの突風かな??

おまけに雨交じりの暴風雪ときたもんだ。

ストックは見る間にエビの尻尾になっていった。

人間もエビの尻尾のようになっていった。

雪女さんは大歓迎のようだった。
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しかし、自分写して気が付いたけど、すさまじいねこりゃ。

ひどい時は、あたり一面真っ白けっけでもはや白い闇だった。

下は雨でベッタベタに濡れてしまった。

しかし、厳冬期のような剃刀の上を素足で歩くような綱渡り感は無くなってしまった。

やっぱり退屈だ。
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by ygenki | 2014-03-28 01:21 | 山スキー


自転車をこよなく愛する日記です。 日常の光景をストレートに書いています。


by 山田元気

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