カテゴリ:山スキー( 59 )

山のリスク。

山というのははばかられるので、観光地としての乗鞍岳に行ってきた。
剣が峰の脇で一休みしていたら、

「あっ!!」

という嫌な予感の声。振り返ったら、隣にいた人のスノーボードが、流れた。

板は滑る凶器となってまっすぐに100メートル程下にいた人に向けてすっ飛んでいく。おっちゃんは横っ飛びでかわして難を逃れた。

あとで

「恐怖で体が動かなかったわー」

といって笑っていた。

落とした人達はポカンとしていて下に向かって大声も出さず、スキーヤーというより、観光客だった。

山に入るにあたって、努力と自己管理と、能力を目一杯引き出して、入っているのに観光客が事故を起こして、しかも騒ぎ立てるからやりにくいったらありゃしない。

僕のいる場所は、すでに雪山ではなく、単なる観光地だった。
観光地に興味はないので、もう今シーズンの冬山は終わりだ!!

景色は移り変わっていった。そしてスカイライン。
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さあ、スキー板はオーバーホールに出そう。
池の水はきれいなブルー。
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遥か彼方に僕の遊園地がある。
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そういえば、帰りに観光客にビジターセンターはどこかと聞かれた。
普通、アイゼンがなければ、入ってこれない場所のはずだが・・・。

山では、人間のほうが雪崩よりもよほど怖い。
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by ygenki | 2015-05-28 22:40 | 山スキー

久方ぶりの涸沢

久方ぶりに涸沢にやってきた。

前日にお店のイベントでロングライドに参加してきたが、スローペースだったとはいえ、180kmも走るとさすがに体が重たい。
でも、高山の空気はやっぱり気持ちが良い。
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今年は雪が少ないといわれているが、確かに少ない。
見たこともないような岩肌や雪から突き出た潅木が見える。
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あまり時間がなかったので、北穂の直下から滑走する。
しかし登りがしんどい。
平和ボケした運動不足な体には堪える。やきが回ったなー。
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奥穂の直登ルンゼも雪が少ないね。
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でっかい山をいただきます。縦溝もなんのそので突っ込んでみる。
シャリシャリしたザラメ雪が気持ち良い。
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驚いたことに、前穂方面からのシュプールもあった。
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横尾まで降りてきたら雨が降りだした。
上高地で振り返ると、うっすら雪化粧。
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by ygenki | 2015-05-08 09:52 | 山スキー

残りの大喰岳

残りの大喰岳は飛騨沢滑降。
宝の木のチョイ下にて。
まるでさざなみのようなきれいな雪面。
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涸沢岳西尾根は今日も変わらず。
ドラマばっかりの尾根。
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まだ本格的に雪は落ちていないので所々デブリ。
後はラインと高度のパズルゲーム。いかに高度を確保したまま水平距離を稼げるか??
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見る人が見れば分かる涸沢岳西尾根の入り口と、白出沢の施設。
ついぞ見たことが無いほどの降雪量だ。
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今回は、シールが劣化して、スキーの滑走面にへばりついた。
おかげで滑り出しでは、急制動がかかり、前方宙返り。びっくりした。
現地では、必死になってこすり落としたが、全部落ちるわけも無く、こんなんで滑るわけも無いか・・・。
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by ygenki | 2015-04-02 09:56 | 山スキー

大喰岳の続き

山頂での休憩は体温が低下しやすいので、まずは着込みます。
そして記念撮影。槍ヶ岳と並んだ??
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穂高連峰は素晴らしい。
地球が丸く見える。
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そして笠ヶ岳。
こちらも地球の丸さを実感できる。
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常念岳さんこんにちわ。
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山の斜面はどこにでもいけそうだ。
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飛騨沢をすべり、再び大喰沢を見上げる。
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by ygenki | 2015-03-31 10:32 | 山スキー

大喰岳の写真

思い出したように大喰岳の写真。
深夜から歩きはじめた。
ショートカットしようとしたら、西穂方面に進んでしまったが、何とか復帰。
新穂高ルートはなぜかショートカットがうまくいかない。
ここは穂高平の小屋。ものすごい雪に埋まっている。
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今日の登りは大喰沢。
比較的なだらかできれいな沢だけど、途中は谷だ。
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ずんずん登って、のどの部分に差し掛かる。狭くて、ちょっと怖いね。
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振り返る。
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さらに登って振り返る。さっきまでの壁が足元になる。
奥の笠ヶ岳方面も見えてきた。
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素敵な山だ。
しかし、眠い。朝が早すぎて眠くてたまらない。
テラスでしばしお昼寝。最近の山登りは、どうもお昼寝が多くていかんね。
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カチカチに氷化した斜面も暖かさでかすかに緩んでいる。
アイゼンはけりこみやすい。しかし、アイスアックスに持ち替えず、ウィペットで進んでしまったために、少々苦労する羽目になってしまった。
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by ygenki | 2015-03-30 10:00 | 山スキー

今年初の3000メートル峰

ここの所、休日はとことん天気に見放されている。
そんな低気圧直撃の乗鞍岳山頂は雲の中。
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シールを付けて登っていく。位ヶ原まで登ると、おなじみの真っ白白。写真は単なる白一色。
肩の小屋まで登り、スキーからアイゼンに履き替えて剣が峰を目指す。
稜線は風が強いので、時折耐風姿勢で足止め。

時折GPSで進路をチェックしながら進む。

白い闇を進むと、剣が峰。
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強風ですごいことになっている。
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あまりにも白すぎで方向感覚が無くなる。
経験のおかげかな。

下りはスキーを担いで下った。
白い闇の中斜度40パーセントはありそうな斜面に飛び込む勇気は無いので・・・。

肩の小屋の上で、スキーに履き替えたけど、やっぱり苦労した。
難しいね。
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by ygenki | 2015-03-10 10:43 | 山スキー

スーパー雨男

最近僕が山に入るときは、荒れた天気ばかりだ。

荒れた天気が怖くて山に入れるか!!
我慢の限界で乗鞍へ。低気圧通過直後の冬型の気圧配置という絶好のコンディションの稜線は有効視界が2メートルと言うとんでもない雪原が待ち受けていた。

視界は白一色で斜面の斜度すら判別がつかず、なんとも愉快な山になった。
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まあとんでもない山行だったけど、なんとも物足りない。

しかし難しいね。
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by ygenki | 2015-03-08 02:02 | 山スキー

2日連続で栂池

初日は山スキーでやっぱり朝の4時前からゲレンデを歩いてえっちらおっちら。

西天狗から裏ヒヨ 若栗でお昼には駐車場
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2日目はゲレンデオンリー。

萩師匠に徹底的基礎を教えていただいて、滑走技術が飛躍的に上がった。

俺って出来る??なんて思わず勘違いもはなはだしいが、上達したことには変わりない。
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by ygenki | 2015-02-09 22:54 | 山スキー

五竜岳の残置装備回収大作戦

山スキーで五竜岳にチャレンジしてきた。
しかし、ゴンドラ山頂駅に着いたのが午前10時。ちと遅いね。

しかし、そこからガシガシ登りはじめる。
先日の遭難事件の件もあって、遭対協や県警の人たちが、ワサワサ。
空にはヘリコプターバタバタ・・・。というよりかウジャウジャ。
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自然はいつも変わらず自然のまま。
超特大のさるのこしかけ。
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途中のなだらかな尾根で、とんでもないものを見つけた。
木に縛り付けられたザックと、ビバークの痕跡。周囲に散らばる装備品。

あまりにも異常だった。アイゼン、ピッケルなどの冬山で欠くことのできない装備品もあり、周囲を探してしまった。しかし何の痕跡もない。

そこでビバークの痕跡を掘り返してみると、着衣が出てきた。

呼吸が止まるかと思った。

防寒着だった。

警察に電話すると、元旦に遭難し、ヘリコプターによって救助された人の残置装備品だった。
身元を確認するために装備品を開けてみた。

確かに高価な装備品を使用していたが、下手っぴだった。
装備品や、ゴミを見ると、その登山者のレベルが手に取るように見えてしまった。

ちょっと悲しくなってしまった。

雪山は雪山であって、観光地ではない。
全身複雑骨折であったとしても、這ってでも帰ってくる気概が無ければ、来ない方が良いだろう。

ふと思った。この先、悲惨な遭難現場に直面することもあるだろう。
山やとして、一流どころであれるように、トレーニングの一環として推定20キロ以上ありそうなザックを担ぎ下ろすことにした。

でもその前に、上には行っておかないとね。
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青白く見える太陽。
五竜小屋から五竜岳を見上げる。目と鼻の先なのにね・・・。
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これからドッカーンと滑り込む斜面。たまらないね。
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帰りに荷物も回収。奮闘努力の末にスキーパトロールまで担ぎ下ろした。やったね。

でも、パトロールでは遅く帰ってきたことをおこられた。
僕は山やの意地を通し、パトロール隊の人は、ただ仕事をしただけのことだった。

お互いにそれを理解していたので最初は神妙な顔をしていたけど、だんだんにやけてしまった。
パトロールの女性スタッフが、ザックを持っていこうとしたけど、重すぎて持ち上がらなかった。
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by ygenki | 2015-01-24 22:25 | 山スキー

やんちゃな仲間と共にロングツアー【2】

小蓮華まで行こうとしたものの、風が強く、スノーボードを背負った、F澤さんはちょっと大変そう。
そこで、船越の頭の手前からドロップ。
快適な斜面をひたすら重力に身を任せて下っていく。
金山沢は山スキー滑走の楽園だ。
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下の沢までやってきた。
しかし、このまま帰るのは勿体無いだろうと言うことで、白馬大雪渓を登り返す。
行けるところまで行ってみよう。
とてつもなく雄大な山の塊。
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なんだかとってもかっこよく写せた。
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あまりにも面白すぎて、そこの斜面から滑ろうを5回ぐらいいっているうちにいつしか再び標高は2000メートル付近の杓子尾根。
気がつけば、白馬岳が真近に見える。
後姿は萩師匠。とっても経験豊富で上手い人だ。
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またしても白馬岩岳スキー場がはるか足元になってしまった。
一体全体どれだけ登ったことやら。
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長走り沢に滑り込み、猿倉荘までツリーラン。
猿倉荘はとんでもない雪ノ下に埋まっていた。
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今回はすべり重視と言いながらがっつり登り倒しツアーになったが、ここまでやるとさすがに満足だ。
良い日だった。
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by ygenki | 2015-01-19 10:02 | 山スキー


自転車をこよなく愛する日記です。 日常の光景をストレートに書いています。


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