バックカントリーin唐松岳
槍ヶ岳をあきらめて、比較的雪崩の心配のない唐松岳に登ることにした。
朝4時に家を出て、八方尾根の無料駐車場で8時のゴンドラの時間まで仮眠。ゴンドラとリフトを乗り継いで、鏡池までやってきた。
こっから先は風でリフトが止まっているので、シールを付けた板で登っていく。
八方は尾根が間違いやすいので、でっかいケルンがある。
過去にはこの近辺でかなりの遭難があったようだ。
八方沢上部の下ノ樺付近のでっかいクラック。面発生の湿雪全層雪崩の原因で、破壊力抜群の危険な雪崩を引き起こすそうだ。蹴飛ばしたら雪崩れるのかな??
この時点で気温は5度を下回るぐらい。
今回は雪崩にはならなかったけど、帰りがけにとった一枚と比べると、大きくなったようななっていないような・・・。
でっかいクラックの近くで見つけた何とも不思議な雰囲気のするダケカンバ。
なんだか格好いい。
丸山ケルンで一休み。そういえば、今回7時間あまりの行動中口にしたのはこのとき食べたおにぎり1個と飴1個だけ。水分もポカリスエット3口ぐらい。随分燃費がいいもんだ。
でも、家ではご飯3杯おかわりしていたが・・・。
随分登ってきた。唐松岳頂上山頂まであとわずか。写真の岩場を越えれば小屋がある。
ここはクラストしたカリッカリの急傾斜で岩混じりのやせ尾根だったのでアイゼンとダブルアックスでクリアしていく。
とうとう唐松岳頂上山荘までやってきた。
しかし、夜道でこんな凶器を持ったこんな格好の人には出会いたくないものだ。
最後の急傾斜は200メートルぐらいかな??頂上は目と鼻の先。稜線では良い風が吹いていた。
飛ばされたり倒されなかったのでそよ風だ。
でも、気を抜くと雪屁に押し込まれてしまうので、決して気は抜けない。
アイスアックスはとっても役に立った。あえぎつつ山頂。
もう一枚。山スキーで唐松沢にドロップインするときはこのまま山頂を通り過ぎて、降りたところの一番低い部分から飛び込むようだ。今日は条件が揃っていないので来た道を引き返す。
振り返れば唐松岳頂上山荘。
奥には五龍岳。
目と鼻の先に見えるので、ホイホイと登れてしまいそうな気はするけれど・・・。
冬山はそんなに甘くない。でも、チャレンジするだけの価値はある。
スキー場まで降りてくると、黄砂で汚れてビタビタになった雪面は午後の強風と急速な気温低下でカリッカリになっていた。スキー板よりもスケートを用意した方が良いかもしれない(笑)
そして悪戦苦闘しながら下に降りてきた。
下の方は何とも平和で緩い空気が流れていた。
冬季の唐松岳は相手にとって不足のない良い山だった。
でも、完全燃焼というにはだいぶ楽チンだ。
朝4時に家を出て、八方尾根の無料駐車場で8時のゴンドラの時間まで仮眠。ゴンドラとリフトを乗り継いで、鏡池までやってきた。
こっから先は風でリフトが止まっているので、シールを付けた板で登っていく。
八方は尾根が間違いやすいので、でっかいケルンがある。
過去にはこの近辺でかなりの遭難があったようだ。
八方沢上部の下ノ樺付近のでっかいクラック。面発生の湿雪全層雪崩の原因で、破壊力抜群の危険な雪崩を引き起こすそうだ。蹴飛ばしたら雪崩れるのかな??
この時点で気温は5度を下回るぐらい。
今回は雪崩にはならなかったけど、帰りがけにとった一枚と比べると、大きくなったようななっていないような・・・。
でっかいクラックの近くで見つけた何とも不思議な雰囲気のするダケカンバ。
なんだか格好いい。
丸山ケルンで一休み。そういえば、今回7時間あまりの行動中口にしたのはこのとき食べたおにぎり1個と飴1個だけ。水分もポカリスエット3口ぐらい。随分燃費がいいもんだ。
でも、家ではご飯3杯おかわりしていたが・・・。
随分登ってきた。唐松岳頂上山頂まであとわずか。写真の岩場を越えれば小屋がある。
ここはクラストしたカリッカリの急傾斜で岩混じりのやせ尾根だったのでアイゼンとダブルアックスでクリアしていく。
とうとう唐松岳頂上山荘までやってきた。
しかし、夜道でこんな凶器を持ったこんな格好の人には出会いたくないものだ。
最後の急傾斜は200メートルぐらいかな??頂上は目と鼻の先。稜線では良い風が吹いていた。
飛ばされたり倒されなかったのでそよ風だ。
でも、気を抜くと雪屁に押し込まれてしまうので、決して気は抜けない。
アイスアックスはとっても役に立った。あえぎつつ山頂。
もう一枚。山スキーで唐松沢にドロップインするときはこのまま山頂を通り過ぎて、降りたところの一番低い部分から飛び込むようだ。今日は条件が揃っていないので来た道を引き返す。
振り返れば唐松岳頂上山荘。
奥には五龍岳。
目と鼻の先に見えるので、ホイホイと登れてしまいそうな気はするけれど・・・。
冬山はそんなに甘くない。でも、チャレンジするだけの価値はある。
スキー場まで降りてくると、黄砂で汚れてビタビタになった雪面は午後の強風と急速な気温低下でカリッカリになっていた。スキー板よりもスケートを用意した方が良いかもしれない(笑)
そして悪戦苦闘しながら下に降りてきた。
下の方は何とも平和で緩い空気が流れていた。
冬季の唐松岳は相手にとって不足のない良い山だった。
でも、完全燃焼というにはだいぶ楽チンだ。
by ygenki
| 2013-03-09 00:52
| 山スキー
自転車をこよなく愛する日記です。 日常の光景をストレートに書いています。
by 山田元気
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