小鍋谷でのBCはガサガサ!バキバキ!
弓折岳までBCに行こうとしていたけど、天気が心配なので、穂高平避難小屋の上にある小鍋谷に行くことにした。
ひとまず穂高平の避難小屋で一休み。甘い紅茶は必需品。
さて、今回は穂高平から入り、その上の西穂平まで行こうと思っていたのだけど、小鍋谷は一部狭まっているところがあったので、そこをトラバース。
結構な斜面で木もなくて怖かったので、途中から上を巻いていくことにしたけど、いささか巻きすぎた。
西穂高岳の西尾根を登ってしまった。すぐに気がついたけど、再度あの絶壁のようなトラバースに行くのも嫌だなーと思って、そのまま登る。
高度を稼いでおけば、行くにしろ帰るにしろ楽なので、まあいっか。しかし、いささか高度を稼ぎすぎた。
気がつけば千石尾根を走る新穂高ロープウェイと同じ目線。いくら何でも登りすぎだ。仕方なく下りることにした。
辺り一面森の中。こんなところをスキーで滑り降りようと言うのだから酔狂だ。
当然ターンを入れるどころではない。横移動が精一杯。
そもそもこんな木が密集した急斜面でターンなんてだけで自殺行為だ。とりあえず横移動しつつ、立木や藪に引っかかってガサガサ!バキバキ!やりつつ下る。BCではアメフトの選手のようなプロテクターが必要かもしれない。そのうち、滑っているだか木登りしているだか判らなくなってきた。
おまけに、最初に高度を稼ぎすぎたせいで柳谷まで行ってしまいそうな勢いになってきた。
そこでUターンして小鍋谷まで戻る。
途中ようやくきれいなところが出てきたので、ターンできるようになってきた。
ターンをする。やばいと思った。
激パウではないけど、浅いパウダーはターンするたびに心地よい無重力。
ゾクゾクっとした次の瞬間、木に引っかかって、宙を舞う。雪は冷たくて、空は薄曇りだった。
安全な囲いの外は危険もたくさんあるけど面白い。
175センチのロッキーマウンテンアンダーグラウンドの、アポストールは最高だった。
最初はうまく曲がらずに、四苦八苦していたけど、慣れるとものすごく曲がってくれる。
板が悪いんじゃなくて、自分が下手なだけだった。
曲がりたい方向に向けて、ややオーバーに足を捻り込むとカン!!と曲がってくれる。
森の中でさんざんに格闘したおかげで、一気に扱いやすいスキー板になった。
ゲレンデとは全く違うBC独特の滑らせ方もあるようだ。
再び穂高平の避難小屋に下りてくると、蒲田富士と涸沢岳、そこから下ってくる白出沢が見えた。
真冬にあんなところに登ろうというのだからおかしい。蓼食う虫も好き好きといったところかな??
穂高平の避難小屋からもせっかくだからと、斜面に乗り出す。面白い。そして大木の隅をかすめたところで穴が空いていて、落っこちた。とっさに木をつかんで勢いを殺せたからよかったが、沢のような沼のようなところに突っ込んでしまった。あ~あ。しばし雪の上を転げ回って、体に付いた泥を落とす。
まるで動物の砂浴びだ。まだまだ下手なおかげで、飛ばし屋さんじゃなくてよかったと思った。
下まで下りてきた。
結構なところも以外と下れてしまうことが判った。これは武器だ!!
ようやく駐車場まで下りてきた。ちょっと一安心。
ロッキーマウンテンアンダーグラウンドがすっかり気に入ってしまった。
滑りはもちろんだけど、「アンダーグラウンド」っていうあたりがね。
コンビニに入れば、バーコードをピッ!と通して、暖かい食べ物が胃に収まる。
遊園地で、行列に並べばジェットコースターというレール。
枠の中にいれば、安心安全だけど、まるで養殖のような薄気味悪いモノが湧き上がってくる。
枠の外は誰も助けてくれないし、「何かがあった」時点で、とんでもないことになるのは目に見えているけど、
枠の中で自分をつなぎ止められるモノが少なくなってしまったので仕方ない。
そんなマイナーというか、アウトサイダー的な匂いを感じさせるモノに惹かれてしまった。
ひとまず穂高平の避難小屋で一休み。甘い紅茶は必需品。
さて、今回は穂高平から入り、その上の西穂平まで行こうと思っていたのだけど、小鍋谷は一部狭まっているところがあったので、そこをトラバース。
結構な斜面で木もなくて怖かったので、途中から上を巻いていくことにしたけど、いささか巻きすぎた。
西穂高岳の西尾根を登ってしまった。すぐに気がついたけど、再度あの絶壁のようなトラバースに行くのも嫌だなーと思って、そのまま登る。
高度を稼いでおけば、行くにしろ帰るにしろ楽なので、まあいっか。しかし、いささか高度を稼ぎすぎた。
気がつけば千石尾根を走る新穂高ロープウェイと同じ目線。いくら何でも登りすぎだ。仕方なく下りることにした。
辺り一面森の中。こんなところをスキーで滑り降りようと言うのだから酔狂だ。
当然ターンを入れるどころではない。横移動が精一杯。
そもそもこんな木が密集した急斜面でターンなんてだけで自殺行為だ。とりあえず横移動しつつ、立木や藪に引っかかってガサガサ!バキバキ!やりつつ下る。BCではアメフトの選手のようなプロテクターが必要かもしれない。そのうち、滑っているだか木登りしているだか判らなくなってきた。
おまけに、最初に高度を稼ぎすぎたせいで柳谷まで行ってしまいそうな勢いになってきた。
そこでUターンして小鍋谷まで戻る。
途中ようやくきれいなところが出てきたので、ターンできるようになってきた。
ターンをする。やばいと思った。
激パウではないけど、浅いパウダーはターンするたびに心地よい無重力。
ゾクゾクっとした次の瞬間、木に引っかかって、宙を舞う。雪は冷たくて、空は薄曇りだった。
安全な囲いの外は危険もたくさんあるけど面白い。
175センチのロッキーマウンテンアンダーグラウンドの、アポストールは最高だった。
最初はうまく曲がらずに、四苦八苦していたけど、慣れるとものすごく曲がってくれる。
板が悪いんじゃなくて、自分が下手なだけだった。
曲がりたい方向に向けて、ややオーバーに足を捻り込むとカン!!と曲がってくれる。
森の中でさんざんに格闘したおかげで、一気に扱いやすいスキー板になった。
ゲレンデとは全く違うBC独特の滑らせ方もあるようだ。
再び穂高平の避難小屋に下りてくると、蒲田富士と涸沢岳、そこから下ってくる白出沢が見えた。
真冬にあんなところに登ろうというのだからおかしい。蓼食う虫も好き好きといったところかな??
穂高平の避難小屋からもせっかくだからと、斜面に乗り出す。面白い。そして大木の隅をかすめたところで穴が空いていて、落っこちた。とっさに木をつかんで勢いを殺せたからよかったが、沢のような沼のようなところに突っ込んでしまった。あ~あ。しばし雪の上を転げ回って、体に付いた泥を落とす。
まるで動物の砂浴びだ。まだまだ下手なおかげで、飛ばし屋さんじゃなくてよかったと思った。
下まで下りてきた。
結構なところも以外と下れてしまうことが判った。これは武器だ!!
ようやく駐車場まで下りてきた。ちょっと一安心。
ロッキーマウンテンアンダーグラウンドがすっかり気に入ってしまった。
滑りはもちろんだけど、「アンダーグラウンド」っていうあたりがね。
コンビニに入れば、バーコードをピッ!と通して、暖かい食べ物が胃に収まる。
遊園地で、行列に並べばジェットコースターというレール。
枠の中にいれば、安心安全だけど、まるで養殖のような薄気味悪いモノが湧き上がってくる。
枠の外は誰も助けてくれないし、「何かがあった」時点で、とんでもないことになるのは目に見えているけど、
枠の中で自分をつなぎ止められるモノが少なくなってしまったので仕方ない。
そんなマイナーというか、アウトサイダー的な匂いを感じさせるモノに惹かれてしまった。
by ygenki
| 2013-01-10 00:42
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